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中川低地の河畔砂丘群 メモ [さいたま]

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 河畔砂丘とは、砂床河川の中・下流域の流路に沿って形成される内陸性の砂丘である。埼玉県東部の中川低地には、利根川の旧河道に沿って点々と砂丘列が残されている。

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○西大輪砂丘・中川低地の河畔砂丘群 
 西大輪神社(雷電社)・久喜市西大輪

 中川低地の河畔砂丘群は、平安~室町時代にかけて形成されたものと考えられ、全国的にも珍しい内陸性の砂丘です。
 河畔砂丘は、河原の砂が風によって巻き上げられ、高く積みあがったものです。 砂丘形成には、大量の砂を運ぶだけの大河川があり、乾燥した季節に一定方向の風が吹き続けるなど、いくつかの条件があります。 国内では珍しい存在で、利根川の旧河道・木曽川・北上川など、太平洋側の大河川沿いにしか形成されていません。

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○桑崎砂丘・中川低地の河畔砂丘群
 桑崎三神社・羽生市大字桑崎723
 桑崎砂丘は、比較的小規模な砂丘列で構成されるが、中川低地の河畔砂丘群の中では最も北に位置するので、同低地の砂丘群の中では最上流部(起点)に位置づけられる。

 砂丘は、榛名山や浅間山の火山灰などに由来する大量の砂が季節風によって吹き溜められ、羽生市から越谷市の利根川の旧河道沿いに転々と分布しています。 その一つの桑崎砂丘は中川低地の砂丘群の中では最上流部(起点)の位置にあります。
 指定地の桑崎三神社(桑崎723)は、3列の砂丘列のうち東側の砂丘(長さ450m・幅50m)に位置します。 神社の境内では地表面の砂の状態が確認できるとともに、本殿の北側で高まりを観察することができます。 桑崎砂丘を含むこの内陸性の砂丘群は、地質学的研究によりメカニズムが明らかになっている例として稀少であり、学術的価値が高いものです。

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○浜川戸砂丘・中川低地の河畔砂丘群 
 春日部市粕壁5597
 中川低地の河畔砂丘群は、榛名山や浅間山の火山灰などに由来する大量の砂が平安時代から室町時代の寒冷期の強い季節風により、利根川の旧河道沿いに吹き溜められて形成された内陸性の砂丘です。 羽生市から越谷市にかけて点々と分布し、全国的にみても珍しい自然景観となっています。 「浜川戸砂丘」は、古利根川から分かれた古隅田川の最初の蛇行部に位置しており、比較的小規模な二列の砂丘列が残っています。 指定地は春日部八幡神社境内などであり、砂丘の起伏や堆積した砂の様子を良好に観察することができます。 砂丘に隣接する浜川戸遺跡からは、砂丘形成の開始や終了時期を推定できる土器や板石塔婆などが発見されており、砂丘群の成り立ちを考えるうえで、重要な資料となっています。

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○高野砂丘・中川低地の河畔砂丘群
 杉戸町高野(下野字山合895)
 高野砂丘は、中川低地の河畔砂丘群の中では中流部、大落古利根川の東側に位置する。 指定地である八幡神社境内及び隣接する下野の森は、大小二列で構成される砂丘列のうち東側の規…

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